2006年12月31日日曜日
Puntoのバッテリー交換でプチハマり
先日お伝えしたとおり、我が家のプントのバッテリーが元気がなくなり、交換しようか迷っていたのだが、路上で止まると一大事なのでやはり交換することにした。
基本的に前のバッテリーを外して新しいのを取り付けるだけなのだが、少々てこずった。
購入したのは元々付いていたBosch Silver S-4Cではなく、互換形状のバッテリー。Bosch製品より2~3割安価である。並べてみるとほとんど同じ大きさなのだが、よく見ると一回り小さい。
いざ取り付けようとすると、問題発生。最近の車はバッテリーがしっかりとケースに収まるようになっているものが多いが、プントもまたしかり。どうやらプントのケースはBosch Silver S-4Cにぴったり合うように作られているようで、購入した新しいバッテリーをつけようとすると、高さが15mm程足りないために配線がバッテリーケースと干渉してしまい、ターミナルを締めることができないのである。色々と位置を変えたりしてみたが、うまくいかない。バッテリーの形状が規格外なのか、あるいはプントのケースの許容範囲が狭すぎるのかわからないが、どちらにしろこのままではつかない。
仕方ないので、適当な厚みの板を探してきて底上げすることにした。最初は木片を使おうとしたが、バッテリーケースの底面が水抜きのために平らではないため、小さな木片では安定せず、全体を底上げすることににした。
といっても、そうそう都合のいい板が転がっているはずもなく、使った板は厚さ20mm。なんとかターミナルは固定できるようになったが、今度はバッテリーが5mm程度高くなった分、上部のステーがうまく固定できなくなった。
幸いボンネットと干渉しているわけではないので、ステーに適当なナットをスペーサー代わりに付けて逃げることにした。
付いてしまえばなんてことないのだが、結構面倒な作業だった。ノコギリを引いたのはずい分久しぶりだ。素直にBoschを買った方が楽ではあったが、この程度の作業ならバッテリーの差額分でおつりがくるだろう。
交換後のバッテリーはもちろん元気一杯で、スターターもギュンギュン回るようになった。換えてよかったと思う。
プントを購入して約5ヶ月。当初は不安もあったが、トラブルもなく元気に走っている。この調子で来年も頑張ってもらおう。
2006年12月3日日曜日
Puntoのバッテリーが弱ってる
どうやら我が家のPuntoのバッテリーが弱ってるらしい。
ここのところ気温が下がってきて、スターターの回り方が頼りなくなってきていたのだが、「まだ平気だろう」とさほど気にしないでいた。しかしとうとう先日、ガソリンスタンドから出ようとしたときに回らなくなってしまった。
そのときはうっかりファンだかワイパーだかライトだかのスイッチが入っていたままだったので、全部切ってからスターターを回したところ、なんとかかけることができた。オルタネータが逝っているわけではないので、かかってしまえば問題ない。結局、弱いながらもなんとかかかるので、今だにそのまま乗っているのだが、さすがに少々心配になってきた。特にパートナーは「1人のときに出先でかからなくなるんじゃないか」と不安がっている。
この車を買ったのは8月だが、気温が暑いときでもややバッテリーの元気がないなとは感じていた。しかしそもそも容量が44Ahと比較的少ないのと、オーナーズマニュアルにも「エンジンかけるときはファンやエアコンを切れ」と書いてあったので、元々こんなものかと思っていた。
テスターを当ててみると約12.5V弱ある。電圧だけなら特に問題はなさそうだ。ちなみに先日紹介したヘインズ社のマニュアルには「12.2Vを下回ったら交換せよ」と書いてある。ついでにElanも測ってみると12.6V強だった。負けてるじゃん。
Boschのページからプント用のバッテリーを検索すると、
- Bosch Silver S-4C
というのが見つかった。今ついているのもそれっぽい。ネットでは1.5万円~2.0万円くらいが相場のようだ。やはり欧州車用は高くつく。ちなみにElanにつけているのは国産向けの40Ahで、4,000~5,000円で買ったものだ。もう3年くらい使っている。
もしかしたら、せっかく換えても大して違わないかもしれない。このまましばらく乗れそうな気もするし、あるいは冬を越せない気もする。さてどうしたものか..。
2006年11月25日土曜日
フィアット本を2冊買ってみた
フィアット―イタリアの自動車産業を支え続ける巨人
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ネコパブリッシング
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Fiat Puntoを買ったので、フィアット関連の本を2冊を買ってみた。1冊はネコパブリッシング社の「フィアット―イタリアの自動車産業を支え続ける巨人」で、従来よりWORLD CAR GUIDEというシリーズで出版されていたものが、今年になって内容を追加して再出版されたもののようだ。Grande Puntoをはじめ、かなり最近の車種までカバーされていて勉強になった。
Fiat Punto Petrol Service and Repair Manual (Haynes Service and Repair Manuals)
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John S. Mead
J H Haynes & Co Ltd
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もう1冊は、ご存知Haynes社のマニュアル「Fiat Punto Petrol Service and Repair Manual (Haynes Service and Repair Manuals)」である。
最初にUSのamazon.comで買おうとしたら在庫切れで焦ったが、日本のamazon.co.jpでは普通に注文できた。灯台下暗し。納期は1ヶ月程度の表示だったが、実際には2週間ほどで届いた。
Puntoのような現代の車では、実際に役立つことはほとんど無いのだろうが、手元にあると何故か安心する。お守り代わりである。
2006年11月7日火曜日
Fiat Puntoを買ってみた
2001年式のFiat Puntoを買ってみた。と言っても、買ってからそろそろ3ヶ月になろうとしているが。
初めてのイタリア車となる。生涯フェラーリ以外のイタリア車に乗ることはないだろうと考えていたのだが、思いっきり大衆車を買ってしまった。(w
都会から田舎に越してきて「車が無いと生活できない」とパートナーが言うので、しばらく安い軽自動車を探していたのだが、やはり軽は車体が高くつくのと、思い入れが全くない車を買うことに若干抵抗があったのとで、たまたまネットオークションで見つけた格安のプントに手を出した次第だ。
イタリア車も初めてなら、ネットオークションで車を買うのも初めてであった。市価とは比較にならない値段で買えはしたが、引き取りの日に故障しても原則文句は言えないわけで、その辺はハイリスク・ハイリターンである。幸い、3ヶ月弱乗ったところではまだトラブルは起きていないが、今後どうなるかはわからない。
大衆車ということでたいして期待もしていなかったのだが、乗ってみるとこれがなかなか楽しい車である。1,200ccの非力なエンジンだが、ECVTとの相性がよいのか、不思議なくらいにキビキビとよく走る。
恥ずかしい話、この車に乗って「運転っていうのは元来とても楽しいことなんだ」ということを再認識させられた。もちろんLotus Elanを乗っているときはこの上なく楽しいのだが、そういった生粋のスポーツカーではなくても、何の変哲も無い車で単に移動するときでさえ、運転は楽しくあるべきなんだということに気づかされる。そういえば、免許乗りたてで暇さえあれば乗っていた初代VW Golfがそういう車だった。欧州車的な味付けがなんとなく似ているためだろうか。プントの方が遥かに官能的であるのは、イタリア車とドイツ車の違いということなのだろう。
走行距離がだいぶ伸びている個体なので、どれだけ乗れるかわからないが、しばらくは楽しめそうである。パートナーも気に入ってくれたようで、まずは一安心。
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