2006年11月25日土曜日

フィアット本を2冊買ってみた

フィアット―イタリアの自動車産業を支え続ける巨人

ネコパブリッシング
売り上げランキング: 160816


Fiat Puntoを買ったので、フィアット関連の本を2冊を買ってみた。1冊はネコパブリッシング社の「フィアット―イタリアの自動車産業を支え続ける巨人」で、従来よりWORLD CAR GUIDEというシリーズで出版されていたものが、今年になって内容を追加して再出版されたもののようだ。Grande Puntoをはじめ、かなり最近の車種までカバーされていて勉強になった。

Fiat Punto Petrol Service and Repair Manual (Haynes Service and Repair Manuals)
John S. Mead
J H Haynes & Co Ltd
売り上げランキング: 18945


もう1冊は、ご存知Haynes社のマニュアル「Fiat Punto Petrol Service and Repair Manual (Haynes Service and Repair Manuals)」である。

最初にUSのamazon.comで買おうとしたら在庫切れで焦ったが、日本のamazon.co.jpでは普通に注文できた。灯台下暗し。納期は1ヶ月程度の表示だったが、実際には2週間ほどで届いた。

Puntoのような現代の車では、実際に役立つことはほとんど無いのだろうが、手元にあると何故か安心する。お守り代わりである。

2006年11月7日火曜日

Fiat Puntoを買ってみた

2001 Fiat Punto

2001年式のFiat Puntoを買ってみた。と言っても、買ってからそろそろ3ヶ月になろうとしているが。

初めてのイタリア車となる。生涯フェラーリ以外のイタリア車に乗ることはないだろうと考えていたのだが、思いっきり大衆車を買ってしまった。(w

都会から田舎に越してきて「車が無いと生活できない」とパートナーが言うので、しばらく安い軽自動車を探していたのだが、やはり軽は車体が高くつくのと、思い入れが全くない車を買うことに若干抵抗があったのとで、たまたまネットオークションで見つけた格安のプントに手を出した次第だ。

イタリア車も初めてなら、ネットオークションで車を買うのも初めてであった。市価とは比較にならない値段で買えはしたが、引き取りの日に故障しても原則文句は言えないわけで、その辺はハイリスク・ハイリターンである。幸い、3ヶ月弱乗ったところではまだトラブルは起きていないが、今後どうなるかはわからない。

大衆車ということでたいして期待もしていなかったのだが、乗ってみるとこれがなかなか楽しい車である。1,200ccの非力なエンジンだが、ECVTとの相性がよいのか、不思議なくらいにキビキビとよく走る。

恥ずかしい話、この車に乗って「運転っていうのは元来とても楽しいことなんだ」ということを再認識させられた。もちろんLotus Elanを乗っているときはこの上なく楽しいのだが、そういった生粋のスポーツカーではなくても、何の変哲も無い車で単に移動するときでさえ、運転は楽しくあるべきなんだということに気づかされる。そういえば、免許乗りたてで暇さえあれば乗っていた初代VW Golfがそういう車だった。欧州車的な味付けがなんとなく似ているためだろうか。プントの方が遥かに官能的であるのは、イタリア車とドイツ車の違いということなのだろう。

走行距離がだいぶ伸びている個体なので、どれだけ乗れるかわからないが、しばらくは楽しめそうである。パートナーも気に入ってくれたようで、まずは一安心。